ギガぷわの記憶 ふたつぶめ

ゲームプレイ日記とお絵かきでできているブログ

【Switch】レッツプレイ!オインクゲームズ

ブログで全くアナログゲームを扱っていないのですが、デジタルゲームと同じくらい遊んだり買ったりしています。オインクゲームズの小箱系ボドゲも好きでして、そのSwitch版も発売前から気になっていました。先日遊ぶ機会があったので早速記事を書きます。

「レッツプレイ!オインクゲームズ」についてです。

続きからどうぞ。

基本情報

  • タイトル:レッツプレイ!オインクゲームズ
  • メーカー:オインクゲームズ
  • ジャンル:ボードゲーム
  • プレイ人数:1~8人(収録ゲームによる)
  • 配信開始日:2021年12月16日
  • ハード:Switch
  • 価格:2500円(税込)
  • セーブ:1つ、オンラインバックアップ対応
  • スクリーンショット:静画/動画に対応
  • コントローラー:Nintendo Switch Proコントローラー、タッチスクリーン対応

oinkgames.com

store-jp.nintendo.com

オインクゲームズのボードゲームのデジタル版です。デジタル版もオインクゲームズが開発しています。本家本元って感じ。

現時点では「海底探検」「エセ芸術家ニューヨークに行く」「スタータップス」「月面探検」の4作品が収録されており、今後のアプデで収録作品が増えていく予定だそうです。プレイ可能人数は作品によって異なります。オンラインプレイ、オフラインプレイに対応しています。いくつかの収録作品ではCPU相手に1人プレイも可能です。

Switchのダウンロードソフトは、例によってAmazonのほうが安いです。現時点では1割引くらい。

 

所感

友達とのオンラインプレイを3時間半ほど遊びました。

アナログゲームのデジタル化って対面状況から確実に情報量が減るので、自分が何やっているのかわからなくなったり、プレイ相手が何をしているのかわかりにくかったり、処理が自動化されて逆に待ち時間が暇になったりして、プレイ感を損なわずにデジタル化するのがかなり難しいんですよね。

しかし、「レッツプレイ!オインクゲームズ」は、オインクゲームズが自分でデジタル化していることもあり、プレイ感をほとんどそのままに、デジタル化でさらに便利に遊べたりして非常にクオリティが高いなと感じました!いいぞ~。

  • システム
    • 処理が自動化されて簡単。初見でもルールやシステムの間違いがない
    • 動きや音や視点移動といった画面演出で注目すべきところがわかりやすい
    • 遊び方が動画・イラスト・文章でいつでも素早く見れる
    • 手番の制限時間を設定でき、長考で待ち時間が伸びすぎない
    • ゲームマスター不要
  • 遊び相手
    • オンラインプレイではフレンドとも遊べるし、知らない人とも遊べる
    • オフラインプレイでは1台でみんな遊べる作品もある
    • 人数が足りなくても知らない人やCPUを混ぜて遊べる
  • コミュニケーション

もともとの原作のルールがシンプルであることもデジタル化と相性が良いのかもしれないです。いろいろ割り込みの処理があるようなボドゲはデジタル化するといちいち選択肢が出てきて処理が止まって面倒くさくなったりするからなぁ。

現時点で収録作品が4つということで、2500円でボドゲ4個遊べると考えるとかなりお得なのですが、プレイする全員がソフトを買わないといけない(+Switch本体+オンライン料金)と考えると高いというなかなか不思議な感じです。「Switch持っててソフト買ってくれそうな人が4人以上集まるか…?」という疑問から、なかなか購入に踏み切れなかったです。めっちゃ面白いので遊び相手がいる人は買ったほうがいいです。

以降、収録作品ごとに好きなことを適当に書いていきます。ゲームの概要、原作の話、デジタル版のプレイ感の話を書いていくので結構な文字数になるなぁ。

海底探検

全員で酸素を共有しながら海底を探検してより多くのお宝を持ち帰るボドゲ。持っているお宝の数だけ酸素を消費する上に、遠くのお宝ほど高価になっているので、欲張りすぎると戻る途中で酸素がなくなって海の藻屑となってしまう。3ラウンドやって最終的に点数が高い人が勝ち。2~6人用で、プレイ時間は約30分。

原作プレイ済みです。デジタル化にあたり、原作からのルール変更はなさそうでした。ほとんどそのままデジタル化されていていい感じです。

1点だけ不満を言うとすれば、進むか戻るかの選択で押し間違えてしまった場面を何度か見かけたので、わかりやすくするかキャンセルできるようにするかしてほしいなと思いました。デジタル化して融通が効かなくなるやつですね。

エセ芸術家ニューヨークへ行く

ワードウルフのお絵かき版みたいな正体隠匿系ボドゲ。共通のお題を知っている「芸術家」たちの中に、お題を知らない「エセ芸術家」が1人だけ混ざっていて、全員が一筆ずつ絵を描く。最後にエセ芸術家が誰だったのか投票を行う。芸術家はエセ芸術家を当てた上で、エセ芸術家がお題を答えられなかったら勝ち。3~8人用で、プレイ時間は約5分。

芸術家はお題を知らなさそうな人を探しつつ、お題を知っていることがわかるような一筆を描きましょう。しかし情報を出しすぎるとエセ芸術家にお題がバレてしまう。

エセ芸術家は雰囲気を見てうまくそれっぽい絵を描きつつ、当てられたときのためにお題を予想しましょう。

こちらも原作プレイ済みです。デジタル化にあたり、原作からの変更があります。

  • ゲームマスターが不要になっている
  • 原作ではお題はゲームマスターが自由に決められたが、「テーマ投票」に変更されている。選ばれたテーマの中からお題がランダムで選ばれる
  • 制限時間があり、長考で待ち時間が伸びすぎない

正直、総合的にデジタル版のほうが遊びやすいですね。

ゲームマスターが不要になっています!ゲームマスター視点も楽しいのですが、エセ芸術家を誰にするかを選べてしまうので、完全ランダムにはできないんですよね。スタピーがエセ芸術家だとかわいそうだとか、初見の人がエセ芸術家だとかわいそうだとか、余計なこと考えちゃうんですよね。

また、ゲームマスターがお題を自由に決めると、どうしてもエセ芸術家に不利すぎるお題になってしまうこともあり、なかなかバランスの良いお題を考えるのが難しかったりしました。

人によっては一筆をどうするかを長考しがちで、結構待ち時間が生まれてしまうことがあります。特にエセ芸術家は考えること多いですし。制限時間があることでテンポを損なわずに遊ぶことができます。

スタータップス

まだ遊んでないです!原作も未プレイ。

月面探険

全員で酸素を共有しながら月面を探検して物資を持ち帰り、生還を目指す協力系ボドゲ。海底探検をベースに協力ゲームにしたものですね。自分のターンではダイスを振っって得たAPを消費してアクションを行っていくものになっており、さまざまな役職があります。クリアの難易度は高めです。1~5人用で、プレイ時間は約40分。

原作プレイ済みです。デジタル化にあたり、原作からのルール変更はなさそうでした。しかし収録されている役職が10種類なので、「月面探検」の無印版ではなくて、「月面探険 宇宙兄弟スペシャルエディション」の内容になっていると思われます。

アクションポイント制はアナログで考えながら遊んでいると数え間違いがあったりするけど、デジタルだとカウントしてくれて快適ですね。自分のターン終了を確定するまでは前の行動をやめて考え直すことができて親切な作りになっていました。

まとめ

良かったところ

  • 高クオリティにデジタル化されていて、アナログのプレイ感が損なわれていない
  • デジタル化によっていろいろと快適になっている
  • オンラインで遊べる

気になるところ

  • 海底探検で「もぐる」「ひきかえす」を選び間違えにくくしてほしい(あるいはすぐにキャンセルできるようにしてほしい)
  • 知り合いの中で遊び相手を確保することのハードルが若干高い(Switch所持者にソフトを買わせないといけない)(それはそう)

 

それでは。