ギガぷわの記憶 ふたつぶめ

ゲームプレイ日記とお絵かきでできているブログ

【Switch】ライザのアトリエ 〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜

先月、強くおすすめされてライザのアトリエを買いました!集中して2週間ほどプレイしてストーリークリアしました。発売前後はTwitterで結構話題になっていたのですが、マジでライザのデザイン(乳!尻!太もも!)しか情報が流れてこなかったものすごいゲームです。プレイしていた人たちは楽しそうだったし評価高そうだったので気になっていたんですよね~。というわけで久しぶりにゲーム記事を書いていきます。長くなりそうだ。

ライザのアトリエ 〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜(Switch版)についてです。

続きからどうぞ。

 

 基本情報

  • タイトル:ライザのアトリエ 〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜
  • メーカー:コーエーテクモゲームス
  • ハード:Nintendo Switch
  • ジャンル:ロールプレイング
  • プレイ人数:1人
  • 価格:8,500円 (税込) ※Switch通常パッケージ版の場合
  • 発売日:2019年9月26日 ※Switch通常パッケージ版の場合
  • セーブ:複数可能、オンラインバックアップ対応
  • スクリーンショット:静画/動画に対応、一部イベントシーンでは制限
  • コントローラー:Nintendo Switch Proコントローラー

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ライザのアトリエです。「ライザ」って呼んでます。久しぶりにソロプレイのRPGで遊ぶぜ…!アトリエシリーズといえば錬金術と冒険ですが、従来から錬金システムも戦闘システムも変わっているらしいです!自分はアトリエシリーズの過去作はトトリのアトリエしかやったことがないので、過去作と比較した感想は当てにならないかもしれないですが、だいぶトトリのときと雰囲気が違いますね。

自分はSwitchのパッケージ通常版を中古で買ってきました。元の値段が高めだし、あんまりDLCや特典に興味がなかったので、「まぁ中古の通常版でいいかな!」という判断でした。普通のパッケージ版でも音楽ファイルが特典でついてきます。

Switch版のほかにはPS4版やSteam版もありまして、特にこだわりなければ普段遊ぶハードで買えば良いと思います。Switch版のいいところは、Switchなので携帯ゲームとしても遊べるところです。長時間の移動時間のおともになりそうです。

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所感

前述の通り、ストーリークリアまで2週間集中してプレイして、難易度ノーマルで37時間程度でした。自分は寄り道全部やってからストーリーすすめるようなプレイスタイルなので、最短でストーリークリアしようと思ったらもっともっと早いと思います。クエストや錬金やって図鑑埋めたりしてたらどんどん時間が溶けていったぜ…。今作はなんと日数制限がなく、そもそも日付の概念がないので、好きなだけ寄り道がし放題なんですよね!トトリのときは日数制限がきつくて全エンディング見る前に飽きてしまったので、日数宣言がないのはとても嬉しいのだ。

喋りたいことめっちゃあるんですけど、「キャラクターデザイン」「錬金システム(調合)と採取」「戦闘システム」「ストーリーとクエスト」の4点に無理やりまとめて書いていきます。

キャラクターデザイン

プレイ前にTwitterで得た情報が「ライザの乳!尻!太もも!」と「リラさんの服装がすごい!」と「今作も山でうにが取れる!」だけだったのですが、うにはともかく本当にキャラデザはすごいぞ。ちなみに今作はCERO:Bなんですけど、理由はセクシャルです。

ライザが可愛い。乳!尻!太もも!走ると揺れるし尻も見えるよ。

リラさんは服装がやばい。

キャラが好きで始めるのだったら、通常版じゃなくてデジタルデラックス版を買うとか、衣装DLCを買うとかしていたのだろうけど、自分はそういう感じではないのだ…。スクショを撮るためのフォトモードがあるのだが、自分は全然使わなかったな~。

ついでにここで書いちゃうけど、探索中に狭い隙間を通る箇所がたまにあって、こんな感じになります…。これは開発スタッフの性癖だと思うのだけれど、どうですかね?

錬金システム(調合)と採取

今作の錬金システム「リンゲージ調合」は、マスごとに要求する素材(とその属性)を当てはめていくことで、次のマスが開放されたり、そのマスの効果を得たりすることができます。オート調合もあります。最初はよくわからないだろうけど、中盤くらいで完全に理解して結構強力なものが作れるようになりました。マスの効果は「品質を上げる」「効果が発現する」「CCを下げる」「カテゴリを付与する」「特性枠を追加する」「ロールを上げる」などさまざま。強力なものを作ろうと思ったら、とりあえず効果と特性枠全部取れば良い。それ以上を目指すと特性をよく考えないといけなくなってくる…。

今作は日数制限もないしMPという概念もないので、好きなだけ錬金をし続けることができます。新しく作れるようになったものを全部作ってから次に進める!楽しい~!

ストーリーが進行すると、調合済みアイテムを素材追加して再調合したり、調合した装備品に追加素材を入れたり、調合済みアイテムを複製したりできるようになります。かなり便利ですけど、いずれもそれなりにコストが掛かります。

調合の素材は基本的には村や採取地で採取をして集めるのですが、今作は採取に使う道具が複数あり、対象に合わせて使い分ける必要があるのはもちろんのこと、何で採取したかで取れる素材が変わります。植物を杖で叩くか。カマで刈り取るか、ハンマーで潰すか、虫取り網で叩くか、はたまた爆破するか…。採取道具も調合で作るので、ストーリー進行に合わせて採集道具が増えていきます。

ちなみに採取道具はアトリエじゃないと変更できません。採取道具の変更方法がわからなくて、地味に困ってググったんだよなぁ。たまに任天堂以外のゲームをプレイすると、チュートリアルやUI周りで不親切さを感じるのはなぜだ…?

ストーリーをある程度進めると、一度行った採取地にはファストトラベルで移動することができます。超便利だ…!

ストーリーの中盤から、採取地そのものを調合で作り出すことができるようになります。作った採取地はパスワードにして他のプレイヤーと共有できます。あんまり活用できなかったけど、狙った素材がとれる採取地を作れると便利そうだな~。下のスクショは採取地調合で作った世界たち。

戦闘システム

今作は、シンボルエンカウント方式で、戦闘はアクティブタイムバトルです。1キャラは手動で操作してコマンドを選んで行動し、他の味方はオートで動きます。コマンド選択中も時間が進むので味方や敵はどんどん動きます。操作キャラはLボタンやRボタンで戦闘中いつでも変更できます。アクティブタイムバトルRPG初めてプレイしたかもしれないです。急かされるの苦手だと思っていたけど、結構やってみると楽しいな。

仲間が増えてくると、編成が変更できるようになります。戦闘に参加させる3人を選んで編成します。前衛・後衛はキャラごとに固定で変更できません(これ説明あったっけ…?)。自分は女性キャラが3人揃った段階から編成を変えなくなってしまった…。最後に入ったアンペルさんを1回も使っていない。

(錬金のところでも触れましたが)MPやSPといった概念がなく、スキル発動時はAPを消費します。APは味方全員で共有しているポイントで、通常攻撃や戦闘中のボーナスで得ることができます。また、タクティクスレベルというものがあって、APを稼いでタクティクスレベルを上げると味方の攻撃回数が増えたりして戦闘中のスキルがどんどん強くなります。APとタクティクスレベルは戦闘開始時は低い状態からスタートするので、戦闘ごとにAPを稼いでタクティクスレベルを上げて~ということをやって戦闘をどんどん加速させていきます。激しくなっていく様子は楽しいけど、ザコ戦ごとにこれをやるのはまぁまぁ手間だったな!

戦闘中も装備したアイテム(爆弾とか薬とか)が使えるのですが、アイテム自体は使っても減らず、コアチャージ(CC)を消費します。CCはアトリエに帰ったり、装備したアイテムを一時的に使用不能にする(コンバート)で回復できます。消費アイテムを量産する必要がないのはとても便利なのです!

味方のオーダーに合った行動をすると、味方が特殊スキル(アクションオーダー)を使います。攻撃回数が増えているので強いぞ。オーダーは指定属性の攻撃をするとか、ステータスを上げ下げするとか、さまざまなものがある。

さらに、敵の大技直前の待機時間にクイックアクション(AP10消費して行動順を割り込む)をするとエクストラオーダーが出るので、それを満たすとさらにすごい技を使ってくれる。エクストラオーダーの発動条件が中盤まで全然わからなかった…。

終盤になると必殺技のフェイタルドライブが解禁されます。フェイタルドライブはタクティクスレベル5で使用可能になります。1回の戦闘でフェイタルドライブができるのはキャラごとに1回ずつです。フェイタルドライブは本当に強いけど使用後はタクティクスレベル1になっちゃうので注意が必要です。演出も派手だし長いぞ。

自分は敵が強くなって戦闘が長期化してきたら装備を見直すというプレイスタイルで進んだので、だいぶレベルを上げて物理で殴っていた感じがある。こまめに武器や防具を作っていたらザコ戦で時間取られることも減っていたのかな~。

シンボルエンカウントだとどうにも敵を全員倒して先に進みたいのですが、結構敵の数が多くて手間でした。敵の移動速度は遅いから目視でも余裕で避けられます。ストーリーの途中から敵の位置がわかる採取アイテムが作れるようになるので、目視じゃなくても避けられます。移動先に脈絡なくクソ強い敵がいてボコられることはたまにあるけど…。大半の強敵は倒す必要がないので、やりこみ要素ですね。

ちなみに、この精霊はまだ倒したことがない…。たぶん4属性いるよなぁ。

敵は種族ごとに大まかなデザインがわかれていて、同じ種族だったら色が違うなどちょっと見た目が変わるだけです。見た目あんまり変わらないのに強さが違うので、序盤ではザコだと思って殴ったら強かったみたいなことがある。あと、中ボスは同じ見た目だけどサイズがでかいです。装備品につけれる特性で、「対象の敵種族にクリティカルが確定する」という「〇〇特攻」ってものがあるのですが、「サメ特攻」を見たときには対象の狭そう感がすごくて笑ってしまった。ちなみに、サメは結構いた。

全滅時のペナルティはその時に拾っていたアイテムを一部失う程度に軽いです。ただ、貴重品を持っているときはあんまり戦闘しないほうが良いかな~と。試してないけど重要アイテムをロストしたら進行不可になったりしないかな?どうなんだろう。

ストーリーとクエス

ストーリーはライザが日常から抜け出そうと冒険に出かけるところから始まり、閉塞した村社会を感じながらも、中盤からどんどん中二病感が加速していきます。島の秘密やクリント王国の秘密が伏線回収されながらどんどん明らかになっていくのはとても良かった。主人公たちを悪く言ってくる人たちが出てくるのはアトリエシリーズとしてはかなり珍しいのかもしれない。ここは好みが分かれるところだな~。ストーリーのネタバレは良くないと思っているのであんまり書かないことにします。

ストーリー進行について、次に何するかをいつでもプラスボタンから確認できるし、マップ上でも表示されているので、結構テンポ良く進めていくことができます。迷わなくて済むのはとても良かったです。

ストーリーとは別に、村の人などからクエストとして受けることがあります。基本的には指定されたアイテムを納品したら達成ですが、会話するだけで達成できるクエストも多いです。クエストを依頼してくる人は全員に名前がついてて、依頼のたびのその人の話がちょっとずつ進みます。トトリのときはクエストの大半がモブからであんまり背景的なものがなかったので、なかなか新鮮で面白いです。ライザも依頼人もいろいろ考えて行動して成長していく様子が見れるぞ。ただ、一部のクエストで、ストーリー進行の関係でまだ手に入らない素材を要求されて、無駄に探し回ってしまったことがあったのが気になったなぁ。クエストの発生タイミングが早い。

プレイ前に思っていたよりもライザが結構なガキ大将でした。仲間たちをグイグイ引っ張っていってくれます。マイルドなハルヒだった。

タオは最初は弱々しかったけど、結構ストーリー上での見せ場は多かったな~!

クラウディアがストーリー上で笛を大切にしていたのに、戦闘中に敵に笛を突然投げつけたのはめっちゃ笑った。笛って投げたらブーメランのように戻ってくるんだなぁ…。笛の使い方がうまい。

リラさんとアンペルさんは序盤は見守っている大人ポジションだったけど、中盤や終盤からパーティに加わって良い感じ。2人の過去もなかなかにすごい。

ボオスも結構好きだ。ストーリー中で一番変化が大きかったんじゃないかな。

ストーリー進行とともに、メニュー画面やタイトル画面がどんどん変わっていきます。この演出は好きだ。

あと、アトリエ周辺に物が増えたりする。飾りが多いけど、農場は実際に種を調合して植えて収穫できる、ぷには餌を上げるとなんか持ち帰ってきてくれる、ラムローストくんは殴れる。ちゃんと触れていない要素が多すぎる…!

まとめ

やりこみ要素とかクリア後の話とか、そのあたりが書けていないですが、今回はここまでにします!例によって「よかったところ」「気になるところ」を3つずつ挙げて締めることにします。結構満足度高いので「よかったところ」は本当におすすめできるポイントです。好きなところは10個くらいあるんですけど、3つに絞りました。「気になるところ」はそんなにだめじゃないけど自分がちょっと引っかかったところです。

よかったところ

  • 日数制限やMPの概念がないため、やりたいことを好きなだけできる!
  • キャラとストーリーが良かった!中盤以降の中二っぽさが好き。ストーリー進行は迷うことなくテンポ良く進められる!
  • リアルタイムタクティクスバトルで、戦闘がどんどんテンポアップしていく!味方との連携やフェイタルドライブを叩き込むのが楽しい!

気になるところ

  • 採取道具を使い分ける必要があるのが面倒だった(慣れました)
  • UIやチュートリアルでわかりにくい部分があった(採取道具がアトリエでしか変更できない、キャラごとに前衛・後衛が固定されていて変更できない等)
  • 一部のクエストの発生タイミングが早く、その時点では必要素材が入手できないが、図鑑上では行ったことある場所で採取できそうに表示されているので無駄に探し回ってしまったことがあった(例:メイプルデルタの靴がないと入れないところの素材)

それでは。